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2006-01-05

デイスパに挑む

年始の挨拶で「美容に努める」宣言したことを前の話に書いたけど、実はその晩、早速母に「じゃあ明日まつ毛パーマに行こうよ」と誘われ、「いや、それはちょっと」とあっさり断ってしまった私。私にとって、まつ毛パーマはお洒落さんがやるものと位置づけられており(私がいつもお洒落だなぁと思う人がやっていたから)、人並みレベルを目指す私の行動目標には含まれないという判断が、瞬時にかつ決定的になされてしまったのだ。おそらく。それで母は「あら、今朝美容に努めるって言っていたじゃない」とつまらなそうにしていたけれど、翌日にはルンルンとした足取りで妹を連れまつ毛パーマに出かけていった。

いやいや、しかし、美容に努めると宣言したからにはしっかりとした行動を起こさねばならん!と心改め、努めるということはそこに予算が割かれるということだ!と考える。考え方がおやじくさいでしょうか、ですよね。ともあれ、「鉄は熱いうちに打て」「思い立ったが吉日」「ものは試し」ということで、以前ラジオで紹介されていたデイスパに予算をあてることに決め、仕事にもみくちゃになる前に!と即効予約を入れてみた次第である(コースはいろいろあるようですが、私の選んだコースは顔から肩までのマッサージみたいなの)。

今日は(もともと直帰する目論見で)夕方に客先の打合せをくんでいたので、そのまま銀座に流れて少しデパートのバーゲンを散歩して時間をつぶし、祝デイスパ初体験!素敵なOLさんみたいな行動だ!と拍手喝采に紙ふぶき。

が、まぁそんな素敵さとは無縁にこれまで生きてきたので、まずお店にたどり着けず迷子になる。しばらく街をさまよった後、お店に電話をかけて道を確認するも尚迷い続け、違うビルに入りこんではお店の人に道を尋ね、それを何度か繰り返してようやっとたどり着いた。へと。

お店に入ると、私のこの所作はこういう場のお客さんとして普通なのだろうかという点に小心者心がうずく。「これに着替えて、ここに横になってお待ちください」と言われて、「えーと、これは下はそのまま着ていていいんですか?」と落とし穴に落ちないよう慎重に、慎重に歩みを進める。やらかしてしまう前に確認。「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」だ。昔の人はいいことを言う。

お店の人が部屋を出ていって、一人きりになる。上だけ着替えて下はそのまま。よし、問題なし。横になる。横になる?頭の位置と足の位置が逆さになっていたら、部屋に戻ってきたお店の人に吹き出されてしまう。えーと、いろいろモノが置いてあるこっち側が頭に違いない。横になる前にこの重大な問題を提起した自分の中の誰かに感謝する。

お店の人が戻ってきて……、「準備できましたね」と自然な対応。よし、間違いない。あとは耳をかっぽじって指示通りに。途中くすぐったくてこっちが吹き出しそうになりつつ、我慢我慢のうち次第に慣れていく。普通、この間はおしゃべりするもんなんでしょうか、黙っているものなんでしょうか、という質問は控えて黙ってみた。たぶん賢明な判断。

普段こういう世界に足を踏み入れないので、薄暗くひっそりいい匂いのするおんな空間に、男性のようにどきどきしてしまった私ですが、まぁせっかく入れるのだから「ものは試し」で一度くらい体験してみるのも悪くない。肌がきれいだと言ってもらえたので(人並みに化粧していない分痛む理由がないだけなんですが……)、いい気になってまた当分予算はあてられないでしょうけれど、新しいことに挑戦するという意味で、良い経験になりました。が、帰り道に銀座の街中で思い切り転び、慣れないことはしないもんだなと思ったりもする。あとは毎月自動引き落としされるフィットネスクラブで美容と健康に努めます。

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