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2004-08-14

網走監獄から川下り、テレビ鑑賞まで

北海道道東巡り2日目。朝風呂に入りご飯を済ませると、まずは網走監獄へ。明治時代から最近まで網走刑務所として使われていた建物を移築して公開している博物館。校外学習っぽいけど、結構真剣に見入ってしまった。今自分が生きる「平成」まで使われていたという記述に関心が高まる。北海道の中央道路は、昔ここに収容されていた千人を超える人によって作られたものだそう。そのうち、百人以上の人たちが途中で命を落としている。私たちは本当にさまざまな人たちの手に、命に、支えられて生きているのだと再認識させられる。等身大の人形が随所に展示されており、一人では歩く気になれない臨場感があった。

その後は網走を離れ、屈斜路湖へ向かって南下。北海道はひたすらまっすぐな道が多く、車通りも少ない。カーナビがあれば私も一人で走れそうな気がしてくる。駐車場も込んでいないので車もどこかしらに止められそうだし・・・。空港でレンタカーを借りてぶらり一人旅。いいなぁ。いつか晩夏の北海道でぜひ実現したいところである。

屈斜路湖に向かう道中、まずは美幌峠で車を降り、湖の全体像を見下ろす。湖面が光り輝いていて本当に美しい。周囲はなめらかな曲線で縁取られていて、とても女性的な印象。その周辺も広大な緑が広がっており、360度どこを見回しても大自然である。そんな大自然を背景に、ファインダー越し全く見ず知らずの親子を目にして、人間ってちっぽけだよなぁ、と思う(ちょっと失礼)。親も子も、この自然界を思えば大差ないちっぽけな生き物なのだと感じる。

美幌峠から屈斜路湖の近くまで車で下ると、湖畔では多くの家族連れが海水浴ならぬ湖水浴を楽しんでいた。その後、ごくごくフツーの喫茶店でお昼ご飯を食べ(スパゲティ2、カレーライス1、ラーメン1)、2日目の目玉企画である川下りスポットへ。母&妹チームと父&私チームに分かれ、ガイドさん付きのカヌーに乗って屈斜路湖から釧路川に入り、7kmほど川を下る。

釧路川は本当に穏やか。最後の方に3箇所だけジャブジャブいうところがあり、私は後からきた母&妹チームが拍子抜けするほどぎゃーぎゃー叫んでしまったが、あとはずっとのんびりコース。途中、ヤマセミ(野鳥)が見られたり、ミンク(襟巻きとかになってるやつ)が忍者のように水面を泳いでいったり、透き通った川の中に魚の群れが見られたり、急に水温が下がったかと思ったら近くに湧き水が流れ出ていたり。そのまま残されている自然の中をぼーっとしながら下る。妹よ、見事なプランです。前日人に聞いて知ったところだけど。

ただ、川下りは時期に注意。ガイドさんいわく2週間ほど前はハチが大量発生して、カヌー1艘に200ぴきぐらいのハチがくっついてきたとか。なんて地獄。絶対無理。泣いちゃう。7kmなんて生きて帰れない。2週間前というと、7月下旬から8月上旬は注意!ということで、晩夏の北海道にまた来たい!と先に述べたのはこういうわけである。

川から上がると車を止めているところまでお迎えの車が連れて帰ってくれる。今日の宿は、山の斜面が黄色に染まり湯気が立ち上っている硫黄山の近く、川湯温泉。宿泊先の温泉も嗅覚がやられそうなくらい硫黄のにおいがぷんぷん。最近各所で水道水や井戸水のお風呂を温泉と謳っていた温泉宿がマスコミに取り上げられているが、これは間違いなく温泉だと思う。というか、これがもし温泉じゃなかったら、かなり気持ち悪い成分でできていると思う。

夜はちょっと夜更かしして、家族が寝静まる中テレビを観る。映画「スターシップトゥルーパーズ」とオリンピックの柔道(谷選手と野村選手のW金メダル)。テレビのない家に住んでいるので、久々の映像刺激でちっちゃい子どものように強い衝撃を覚える。そして思春期の子のように命のこととか考えてしまう。うーん、こんな強度の刺激に慣れちゃいかん。やっぱりテレビは時々見るのがイイ!と思う。映像の持つ力は強大だ。でも、オリンピックはやっぱり映像で観たいですね。旅行話から脱線したまま本日終了。支離滅裂。

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