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2004-08-29

ノルウェイの森を彷徨い、六本木へ

土曜日に村上春樹著の「ノルウェイの森」上下巻を文庫本で購入。実はこの歳にして初めてこれを読む。読書が習慣づいてきたのもごく最近のことなので、とてもメジャーな文学作品の類も、私は読んだことのないものがほとんどだ。なんとも情けない話だが、見方によってはこれからの楽しみが人一倍残されているともいえる、と無理やりしておこう。

まだ読み終わってはいないのだが、やっぱり村上春樹はスゴイ。一人の作家の頭の中にこれだけの世界が創られていて、だけどやっぱりそれは一人の人間の頭の中の想像に過ぎないのだと思うと、私の生きるこの世界はなんて果てしないのだろうと途方に暮れてしまう。そして前者の想像の世界が上下巻あわせて千円足らずで手に入る世の中。これはもう彷徨い歩くほかない。

週末の時間のほとんどをこれの読書にあててしまったので、村上菌の血中濃度が高くなりすぎて明日の職場復帰が不安。適当なところで切り上げておかないとまずいか、というところで日曜の夕方に電話が鳴った。

前職で運営していた塾の受講生が、上京しているのでこれから飲みませんか?とお誘いをくれる。しっかりと日が落ちた19時半頃に家を出て六本木へ。全然関係ないけど「六本木へ繰り出す」というのは「ナウい」に匹敵する古めかしさなのだろうか。ちょっと危険を感じて、思わず書くのを躊躇。おばあちゃんの日記に「今日は巣鴨に繰り出した。」なら、現代でも有りなのか。

それはさておき、「日が暮れてから家を出て、夜の六本木に向かう」という自分の行為には、一歩一歩ひしひしと違和感を感じてしまう。なんというか、ものすごく自分の生活に馴染まない行動。もともと「六本木の人」ではなかったのだが、それにしてもこの順応しなさ加減は「老け込んでる」としか言いようがない。良くも悪くもだが、最近本当に若さがなくなりました、と強く自覚。

とはいえ久々に受講生と会えたのはとても嬉しかった。元気な顔を見られて、ゆっくりおしゃべりできて。そして夜更けまで続いたおしゃべりは、最近なんとなくパサパサとしてしまっていた自分のありようにハッとさせられるところもあり、昔の自分から今の自分に問題提起してもらえたようなひと時でもあった。

と、なんとなーくな日記で8月終了です。

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