« 寿司で涙をのむ | トップページ | あぁ、ニッポンの夏 »

2004-07-31

アジア人と鬼ごっこ in 恵比寿

今日はプールに歯医者、美容院とばたばたスケジュールをこなし、夜遅くは恵比寿にいた。今日の東京のビッグイベントは2万発を打ち上げる隅田川の花火大会のようだが、恵比寿でも駅前で盛大に盆踊り大会が催されていた。かなりの人ごみで、観衆も多いが、やぐらを囲んで浴衣で踊っている人も大勢いた。大都会のど真ん中でこんな活気のある盆踊りを観賞できるなんて、ちょっと幸せな気分。老若男女が打ち溶け合って一つの会を心から楽しんでいる情景はとても美しく感じられる。

とはいえ、私はそれを目的にやってきたわけではなく、駅に着いてみたら盆踊り大会をやっていたというのが実際のところ。今日は前職の講師と受講生でちょっとした会食を開くということでやってきたのだ。といっても、恵比寿で20時くらいからという情報しか持たずに出てきたので、ひとまず適当な時間までのんびりすることにした。

近くのカフェでお茶をした後駅前のアトレに入ると、お店の中で不思議な人に声をかけられた。色白でやや長身のアジア人男性が、かぼそい声で「英語、話せますか?」と尋ねる。普通にしてるのに今にも倒れ掛かってきそうなその表情はいったいどこからやってきているのか。なんとなく直感で、「ア、リトル」と答えたら怖い話が展開しそうだなぁと感じ、私は即「話せません」と答えていた。まぁ全くもって嘘ではないのだが。その後ちょっと会釈してその場を失礼したが、「冷たいなぁ日本人」と自分の中で苦い感情が湧いたりもした。

そのフロアをしばらくうろちょろした後本屋さんを目指してエスカレーターに向かったところ、さっきの人もまたうろちょろしているのが視界に入った。エスカレーターを上がっていくと、その人もうろちょろを止めて上にあがってきた。私が右側を通って4階、5階とずんずん上がっていくと、その人も右側を通って4 階、5階とずんずん上がってきた。ひとまず5階の本屋さんを通り越して6階のレストランフロアまでずんずん行ってみた。さっきまで2階でうろちょろしていた人が、いきなりずんずん階を上がってレストランフロアに一人でやってくるってのは、私然りちょっとおかしいよなぁ。と思っていたら、本当に6階行きのエスカレーターまで乗ってきてしまった。

ちょっとまずいかもなぁということで、6階到着後その人が6階に着く前までの数秒を狙って猛ダッシュ。別のエスカレーターから5階に下って本屋に潜伏。これじゃデパートを遊び場にする子どもの鬼ごっこ。私もまぁ一人で何をやってるんだか。人を勝手に鬼に見立てて、ただ空腹を感じて食事に来ただけかもしれないのに。まぁリスク回避ということで・・・。その後は本屋の奥まったところ中心に久しぶりのブックウィンドウショッピングをした。見るだけ、見るだけ。

で、まぁなんとか会食の主催者とも連絡がとれ、当初予想していなかった変わった趣向の会食を楽しんだ。元講師一人、元受講生一人、そして元受講生の大学の同期かつ元講師の元勤め先の後輩が一人、それに元事務局の私というメンバー構成。なんだかとても心地よいひと時だった。これを受けて、自分が生きていく中で出会う人たちは、本当にかけがえのない宝ものなのだなと感じた。あまり臆病にならず、自ら外気に触れていくことも意識していくと良さそうだ、と感じた。でも、リスク回避も必要・・・。うーん、なかなか難しい。

« 寿司で涙をのむ | トップページ | あぁ、ニッポンの夏 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/56452/47374749

この記事へのトラックバック一覧です: アジア人と鬼ごっこ in 恵比寿:

« 寿司で涙をのむ | トップページ | あぁ、ニッポンの夏 »